遺産分割調停のポイント①相続人の範囲

遺産分割調停のポイント①相続人の範囲

ここでは、遺産分割調停のポイントについてご説明します。 このコラムでは、まず、相続人の範囲について説明します。
 

遺産分割の調停において、まず、相続人の範囲が問題となります。
相続人の範囲の問題は、大ざっぱに言えば、誰と誰の間で遺産を分割するかという問題です。

遺産分割の申立ての際、戸籍謄本等を添付しますので、まず、戸籍謄本等で相続人の範囲を確認します。

もっとも、例えば、被相続人と養子縁組がなされていても、一部の相続人が、養子縁組が無効であると主張する場合もあります。養子縁組の無効の主張がなされ、相続人の範囲に争いが生じると、この点について、人事訴訟において、養子縁組が無効か否かを確定する必要があると考えられます。

遺産分割について分からないことがありましたら、弁護士までご相談ください。