特別受益と大学の学費
特別受益と大学の学費 私の母は、昨年死亡しました。 私の母の法定相続人は、私と兄です。 私の母の残した遺言は、ありません。 私の母の遺産は、預金だけであり、金額は、約5000万円です。 私の母は、私と兄が幼いころ、私と兄の父と死別し、その後、私と兄を育ててくれました。 私の母は、4年制大学を卒業後、公務員... 続きはこちら≫
推定相続人の死亡と遺言の効力
推定相続人の死亡と遺言の効力 1 はじめに 相続させる旨の遺言により遺産を相続させるものとされた推定相続人が、遺言者より先に死亡した場合、遺言の効力はどのようになるのでしょうか。 2 事例 次のような事例を仮定して説明します。 Aさんが、長男であるBさんに全部の遺産を相続させる旨の公正証書遺... 続きはこちら≫
【コラム】株式併合と遺産分割調停手続
株式併合と遺産分割調停手続 全国の証券取引所は、平成30年10月1日までに売買単位を100株に統一するための取り組みを進めています。 例えば、現在、売買単位が1000株となっている会社については、売買単位を100株にするためには、1単元の株式の数を1000株から100株に変更する場合や、1単元の株式の数を... 続きはこちら≫
【Q&A】相続開始後の寄与と寄与分
ご質問 私の父は、昨年、死亡しました。 私の父の遺産は、自宅の土地、建物、銀行預金、上場会社の株式、投資信託です。 私の父が残した遺言は、ありません。 私の父の法定相続人は、私と私の妹です。 私の母は、私の父の生前、私の父と離婚をしました。 私は、私の父の自宅の近くに自宅があり、私の妹は、結婚して遠方で生活しています。... 続きはこちら≫
【コラム】無権代理と相続 無権代理人が本人を相続した場合
法定相続情報証明制度 民法は、代理権を有しない者が他人の代理人としてした契約は、本人がその追認をしなければ、本人に対してその効力を生じない旨規定しています。 無権代理行為に対し、一般に、本人は、追認をすることも追認を拒絶することもできます。 また、他人の代理人として契約をした者は、自己の代理権を証明するこ... 続きはこちら≫
【コラム】法定相続情報証明制度
法定相続情報証明制度 平成29年5月29日、法定相続情報証明制度が始まりました。 従来は、相続を原因とする所有権移転登記手続、預金の解約手続など、それぞれの手続きごとに相続関係を証明するために必要な戸籍謄本、除籍謄本、改製原戸籍謄本などを添付する必要がありました。 法定相続情報証明制度では、必... 続きはこちら≫
【コラム】無権代理と相続 本人が無権代理人を相続した場合
無権代理と相続 本人が無権代理人を相続した場合 民法は、代理権を有しない者が他人の代理人としてした契約は、本人がその追認をしなければ、本人に対してその効力を生じない旨規定しています(民法第113条1項)。 また、民法第117条1項は、他人の代理人として契約をした者は、自己の代理権を証明することができず、か... 続きはこちら≫
【Q&A】限定承認
ご質問 私の父は、先月、死亡しました。 私の母は、既に死亡しており、私の父の法定相続人は、私、私の弟の二人です。 私の父は、7年ほど前、所有している不動産のうえにアパートを建築しました。 私の父は、当時、年金暮らしであり、預金もほとんどなかったので、アパートの建築資金は、ほぼ全額を借り入れでまかなったと聞いています。... 続きはこちら≫
遺言書の検認手続と自筆証書遺言の無効の主張
ご質問 私の父は、先月、死亡しました。私の父の法定相続人は、私と私の兄です。 私は、父から、生前、自筆証書遺言を作成したという話は聞いたことがありませんでした。 私の兄は、自筆証書遺言の検認の申し立てをし、家庭裁判所から、私宛に郵便物が届きました。 私は、先日、検認手続きの期日に出席しました。私は、検認の... 続きはこちら≫
父親死亡後に母親が死亡した場合と遺産分割の調停
ご質問 私の父親は、昨年、死亡しました。私の母親は、その約半年後、死亡しました。 私の父親、私の母親の法定相続人は、いずれも私と姉だけです。 私の父親の遺産は、自宅の土地、建物、上場株式、銀行預金です。 私の母親の遺産は、私の母親名義の上場株式と銀行預金です。私の母親の遺産の総額は、約500万円です。 私の姉は、結婚す... 続きはこちら≫