2017年09月04日

相続予定だった預金を使い込まれた際の対応方法を弁護士が解説

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被相続人の生前、預金が使い込まれていた場合 はじめに 被相続人の生前、被相続人と同居していた、あるいは、近くに住んでいた被相続人の子が、被相続人の預金を引き出すことはよくあることです。 また、被相続人が入院したり、施設に入所している場合に、被相続人の子が、被相続人の預貯金を管理することはよくあることです。 このような場... 続きはこちら≫

2017年09月01日

特別受益と死亡退職金

特別受益と死亡退職金 私の母は、公務員として働いており、半年ほど前に死亡しました。 私の母は、死亡時に現職の公務員でした。 私の母の遺言は、ありません。 私の母の法定相続人は、私の父、私の兄です。 私の母が死亡したことにより、配偶者である夫に死亡退職金約500万円が支給されます。 私の母の遺産は、預金であり、約5000... 続きはこちら≫

2017年08月12日

特別受益と結婚式の費用

特別受益と結婚式の費用 私の父は、昨年、死亡しました。 私の父の遺産は、預金だけです。   私の父は、遺言書を作成していませんでした。 私の母は、既に死亡しており、私の父の法定相続人は、私と兄です。 私は、兄と遺産分割の協議をしていますが、なかなかまとまりません。   私は、先日、特別受益という制度... 続きはこちら≫

2017年08月12日

特別受益と大学の学費

特別受益と大学の学費 私の母は、昨年死亡しました。 私の母の法定相続人は、私と兄です。 私の母の残した遺言は、ありません。   私の母の遺産は、預金だけであり、金額は、約5000万円です。 私の母は、私と兄が幼いころ、私と兄の父と死別し、その後、私と兄を育ててくれました。 私の母は、4年制大学を卒業後、公務員... 続きはこちら≫

2017年08月01日

推定相続人の死亡と遺言の効力

推定相続人の死亡と遺言の効力   1 はじめに 相続させる旨の遺言により遺産を相続させるものとされた推定相続人が、遺言者より先に死亡した場合、遺言の効力はどのようになるのでしょうか。   2 事例 次のような事例を仮定して説明します。 Aさんが、長男であるBさんに全部の遺産を相続させる旨の公正証書遺... 続きはこちら≫

2017年07月30日

【コラム】株式併合と遺産分割調停手続

株式併合と遺産分割調停手続   全国の証券取引所は、平成30年10月1日までに売買単位を100株に統一するための取り組みを進めています。 例えば、現在、売買単位が1000株となっている会社については、売買単位を100株にするためには、1単元の株式の数を1000株から100株に変更する場合や、1単元の株式の数を... 続きはこちら≫

2017年07月12日

【Q&A】相続開始後の寄与と寄与分

ご質問 私の父は、昨年、死亡しました。 私の父の遺産は、自宅の土地、建物、銀行預金、上場会社の株式、投資信託です。 私の父が残した遺言は、ありません。 私の父の法定相続人は、私と私の妹です。 私の母は、私の父の生前、私の父と離婚をしました。 私は、私の父の自宅の近くに自宅があり、私の妹は、結婚して遠方で生活しています。... 続きはこちら≫

2017年07月05日

【コラム】無権代理と相続 無権代理人が本人を相続した場合

法定相続情報証明制度 民法は、代理権を有しない者が他人の代理人としてした契約は、本人がその追認をしなければ、本人に対してその効力を生じない旨規定しています。   無権代理行為に対し、一般に、本人は、追認をすることも追認を拒絶することもできます。 また、他人の代理人として契約をした者は、自己の代理権を証明するこ... 続きはこちら≫

2017年06月30日

【コラム】法定相続情報証明制度

法定相続情報証明制度 平成29年5月29日、法定相続情報証明制度が始まりました。   従来は、相続を原因とする所有権移転登記手続、預金の解約手続など、それぞれの手続きごとに相続関係を証明するために必要な戸籍謄本、除籍謄本、改製原戸籍謄本などを添付する必要がありました。  法定相続情報証明制度では、必... 続きはこちら≫

2017年06月28日

【コラム】無権代理と相続 本人が無権代理人を相続した場合

無権代理と相続 本人が無権代理人を相続した場合 民法は、代理権を有しない者が他人の代理人としてした契約は、本人がその追認をしなければ、本人に対してその効力を生じない旨規定しています(民法第113条1項)。   また、民法第117条1項は、他人の代理人として契約をした者は、自己の代理権を証明することができず、か... 続きはこちら≫