遺産分割
弁護士が対応する円満な遺産分割(相続人間に争いのない遺産分割)
1 はじめに 円満な遺産分割を弁護士に依頼することはできるのでしょうか? 当事務所では、相続人間の関係が良好で、相続人間に争いがない遺産分割についても、ご依頼を受けています。 弁護士が遺産分割について業務を行うのは、もめている場合だけではありません。 なお、遺言がない場合を前提に説明します。 2 遺産分割の手順 (1... 続きはこちら≫
上場会社の株式は、遺産分割の対象となりますか?
私の父は、昨年、死亡しました。 私の父の相続人は、私の母、私、私の弟です。 私の父の遺言はありません。 私の父の遺産は、自宅の土地、建物、預金、上場会社の株式です。 私の父の遺産分割については、私と私の弟の意見が対立し、話し合いがまとまりません。 私の父の遺産うち、上場会社の株式は、1銘柄であり、4000株(40単元)... 続きはこちら≫
遺産分割調停、審判で遺産として扱われる財産には、どのようなものがありますか?
【Q&A】遺産分割調停、審判で遺産として扱われる財産には、どのようなものがありますか? 質問 私の父は、昨年、死亡しました。 私の父の相続人は、私の母、私、私の弟の3人です。 私の父は、投資に関心があり、様々な金融資産を持っています。 私は、弟と折り合いが悪く、話し合いでは遺産分割がまとまりませんでした。 私は、遺産分... 続きはこちら≫
遺産分割と東京証券取引所の売買単位の統一
遺産分割と東京証券取引所の売買単位の統一 平成30年10月1日から、東京証券取引所に上場するすべての株式の売買単位が100株に統一されました。 東京証券取引所では、従前は、売買単位は、100株だけでなく、例えば、1000株が売買単位の株式会社もありました。 売買単位が異なると、投資に必要な金額がわかりにくいという難... 続きはこちら≫
行方不明者がいる場合と遺産分割
行方不明者がいる場合と遺産分割 事務員:遺産分割の手続きをしていると、連絡がとれない人がいる場合もあると思います。 遺産分割の当事者のなかで、行方不明の人がいる場合には、どのようにすればよいのでしょうか。 弁護士:通常、不在者財産管理人(ふざいしゃざいさんかんりにん)の選任の申し立てをすることを検討する必要... 続きはこちら≫
遺産分割と不動産
遺産分割と不動産 弁護士:遺産分割の際、遺産のなかに不動産がある場合がありますね。 事務員:はい。遺産分割の協議や調停の際、遺産のなかに不動産がある場合は、あります。 弁護士:ここでは、遺産のなかに不動産がある場合について考えてみたいと思います。 事務員:遺産分割の調停において、不動産は、どのように評価する... 続きはこちら≫
遺産分割と株式
事務員:遺産分割の調停手続をしているときに、遺産のなかに証券取引所に 上場している株式(かぶしき)があるときに、その評価はどのように定めるのですか。 弁護士:遺産分割の調停において、遺産の評価が問題となるときがありますが、 証券取引所に上場している株式会社の株式においては、証券取引所において、... 続きはこちら≫
遺産分割調停のポイント⑨調停の不成立
遺産分割調停のポイント⑨調停の不成立 調停委員会は、当事者間に合意が成立する見込みがない場合又は成立した合意が相当でないと認める場合には、調停が成立しないものとして、家事調停事件を終了させることができます。この場合に、遺産分割調停事件は、審判手続に移行すると考えられます。 家事審判事件に移行した後は、家事審判事件と... 続きはこちら≫
遺産分割調停のポイント⑧調停の成立
遺産分割調停のポイント⑧調停の成立 遺産分割の調停において、当事者全員が合意に達すると、通常、裁判官の面前で合意の内容を確認し、調停調書を作成します。 調停が成立した後、調停調書正本(または謄本)に基づき、例えば、不動産を取得することになった相続人が、不動産の登記をしたり、預金を取得することになった相続人が、預金... 続きはこちら≫
遺産分割調停のポイント⑦誰がどの遺産を取得するのか
遺産分割調停のポイント⑦誰がどの遺産を取得するのか 遺産分割調停においては、誰がどの遺産を取得するのか、合意をする必要があります。法律で定められた相続分を参考にしながら、遺産分割をすることが多いと思います。 もっとも、調停は、大ざっぱにいえば、家庭裁判所での話し合いの手続きですので、全員が合意をすれば、法律で定めら... 続きはこちら≫