【コラム】終末期に望む治療の書面化

終末期に望む治療の書面化

最近、病院などで、希望する方が、リヴィングウウィルを作成する場合があるようです。
回復の見込みのない病気になり、死期が迫っている場合に、どのような治療を望むのか、ご本人が、意思を書面にする場合があります。
 
私は、現在の意思としては、回復の見込みがなく、死期が迫っているときには、苦痛を緩和する治療は最大限して欲しいと思いますが、人工呼吸器、胃ろうによる栄養補給などは望みません。
私自身、現在健康で、特に持病などはなく、死期が迫った状態を具体的にイメージすることは容易ではありません。
私が、将来、実際に、例えば、癌により余命半年と宣言されたときに、現在の意思が絶対に変わらないとは言い切れません。

私は、これから、時間をかけて、私なりの終末期における治療について、考えを固めていきたいと思います。
私自身、将来、自らの意思を書面化することにより、終末期における私の治療について、私自身の意思が尊重されるように希望しますし、終末期の私の治療に将来かかわる医療従事者の方に私の意思が明確に伝わるようにしたいと考えています。

また、私は、公正証書にて、私の意思を書面で残そうとも考えています。