公正証書遺言が無効になる場合がありますか?
公正証書遺言は、民事訴訟で無効である旨の判決を得て、判決が確定するなど、法的な手続きをとらない限り、有効なものとして、登記手続き等が行われます。
遺言の無効を主張することを検討するには、介護施設の介護記録、被相続人が通院していた医療機関の医療記録、介護保険の認定調査の際の記録などを取り寄せて検討することが多いと思います。
なお、公正証書遺言の無効を主張する場合でも、予備的主張として、遺留分侵害額請求をすることもあわせて弁護士にご相談ください。
相続、遺言について、分からないことがありましたら、弁護士までご相談ください。
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