【コラム】無権代理と相続 本人が無権代理人を相続した場合
無権代理と相続 本人が無権代理人を相続した場合 民法は、代理権を有しない者が他人の代理人としてした契約は、本人がその追認をしなければ、本人に対してその効力を生じない旨規定しています(民法第113条1項)。 また、民法第117条1項は、他人の代理人として契約をした者は、自己の代理権を証明することができず、か... 続きはこちら≫
【Q&A】限定承認
ご質問 私の父は、先月、死亡しました。 私の母は、既に死亡しており、私の父の法定相続人は、私、私の弟の二人です。 私の父は、7年ほど前、所有している不動産のうえにアパートを建築しました。 私の父は、当時、年金暮らしであり、預金もほとんどなかったので、アパートの建築資金は、ほぼ全額を借り入れでまかなったと聞いています。... 続きはこちら≫
遺言書の検認手続と自筆証書遺言の無効の主張
ご質問 私の父は、先月、死亡しました。私の父の法定相続人は、私と私の兄です。 私は、父から、生前、自筆証書遺言を作成したという話は聞いたことがありませんでした。 私の兄は、自筆証書遺言の検認の申し立てをし、家庭裁判所から、私宛に郵便物が届きました。 私は、先日、検認手続きの期日に出席しました。私は、検認の... 続きはこちら≫
父親死亡後に母親が死亡した場合と遺産分割の調停
ご質問 私の父親は、昨年、死亡しました。私の母親は、その約半年後、死亡しました。 私の父親、私の母親の法定相続人は、いずれも私と姉だけです。 私の父親の遺産は、自宅の土地、建物、上場株式、銀行預金です。 私の母親の遺産は、私の母親名義の上場株式と銀行預金です。私の母親の遺産の総額は、約500万円です。 私の姉は、結婚す... 続きはこちら≫
【Q&A】遺産分割と相続税の申告
ご質問 私の父は、昨年、死亡しました。 私の父の残した遺産は、不動産、預貯金です。 私の母は、既に死亡しており、私の父の法定相続人は、私と弟です。 私は、弟と遺産分割の協議をしましたが、話がまとまらず、家庭裁判所に調停を申し立てる予定です。 私は、税理士の先生に相続税の申告をお願いしているのですが、相続税... 続きはこちら≫
【コラム】推定相続人の廃除
推定相続人の廃除 民法892条は、遺留分を有する推定相続人が、被相続人に対して虐待をし 、 若しくはこれに重大な侮辱を加えたとき、又は推定相続人にその他著しい非行があったときは、被相続人は、その推定相続人の廃除を家庭裁判所に請求することができる旨規定しています。 廃除の対象となるのは、「遺留分を有する推定相続人」です。... 続きはこちら≫
【コラム】法定相続分の預金の払い戻し
法定相続分の預金の払い戻し 従前、銀行預金は、遺産分割の対象外であると考えられており、 その結果、法定相続人全員の合意がない場合でも、法定相続人の一部が、その法定相続分に相当する預金を払い戻すことが認められていました。 平成28年12月、最高裁判所は、銀行預金が遺産分割の対象になると判断し、過去の裁判例を変更しました。... 続きはこちら≫
【コラム】推定相続人の廃除
推定相続人の廃除 民法892条は、遺留分を有する推定相続人が、被相続人に対して虐待をし 、 若しくはこれに重大な侮辱を加えたとき、又は推定相続人にその他著しい非行があったときは、被相続人は、その推定相続人の廃除を家庭裁判所に請求することができる旨規定しています。 廃除の対象となるのは、「遺留分を有する推定相続人」です。... 続きはこちら≫
撤回された遺言の復活
撤回された遺言の復活 民法は、民法1022条、1023条、1024条の規定により撤回された遺言は、その撤回の行為が、撤回され、取り消され、又は効力を生じなくなるに至ったときであっても、その効力を回復しない旨規定しています。 民法は、ただし、その行為が詐欺又は強迫による場合は、この限りではない旨規定しています。 したがっ... 続きはこちら≫
【コラム】遺産分割後の不動産の共有と共有物分割
遺産分割後の不動産の共有と共有物分割 私の父は、昨年、死亡しました。私の父の法定相続人は、兄と妹である私です。 私の父の遺言は、ありません。 私の父の遺産は、ほとんどが自宅の土地、建物でした。 私は、兄と遺産分割の協議をしましたが、まとまらず、家庭裁判所に遺産分割の調停の申し立てをしました。 遺産分割の調停が成立し、私... 続きはこちら≫

        





