【Q&A】遺産分割と相続税の申告
ご質問 私の父は、昨年、死亡しました。 私の父の残した遺産は、不動産、預貯金です。 私の母は、既に死亡しており、私の父の法定相続人は、私と弟です。 私は、弟と遺産分割の協議をしましたが、話がまとまらず、家庭裁判所に調停を申し立てる予定です。 私は、税理士の先生に相続税の申告をお願いしているのですが、相続税... 続きはこちら≫
【コラム】推定相続人の廃除
推定相続人の廃除 民法892条は、遺留分を有する推定相続人が、被相続人に対して虐待をし 、 若しくはこれに重大な侮辱を加えたとき、又は推定相続人にその他著しい非行があったときは、被相続人は、その推定相続人の廃除を家庭裁判所に請求することができる旨規定しています。 廃除の対象となるのは、「遺留分を有する推定相続人」です。... 続きはこちら≫
【コラム】法定相続分の預金の払い戻し
法定相続分の預金の払い戻し 従前、銀行預金は、遺産分割の対象外であると考えられており、 その結果、法定相続人全員の合意がない場合でも、法定相続人の一部が、その法定相続分に相当する預金を払い戻すことが認められていました。 平成28年12月、最高裁判所は、銀行預金が遺産分割の対象になると判断し、過去の裁判例を変更しました。... 続きはこちら≫
【コラム】推定相続人の廃除
推定相続人の廃除 民法892条は、遺留分を有する推定相続人が、被相続人に対して虐待をし 、 若しくはこれに重大な侮辱を加えたとき、又は推定相続人にその他著しい非行があったときは、被相続人は、その推定相続人の廃除を家庭裁判所に請求することができる旨規定しています。 廃除の対象となるのは、「遺留分を有する推定相続人」です。... 続きはこちら≫
撤回された遺言の復活
撤回された遺言の復活 民法は、民法1022条、1023条、1024条の規定により撤回された遺言は、その撤回の行為が、撤回され、取り消され、又は効力を生じなくなるに至ったときであっても、その効力を回復しない旨規定しています。 民法は、ただし、その行為が詐欺又は強迫による場合は、この限りではない旨規定しています。 したがっ... 続きはこちら≫
【コラム】遺産分割後の不動産の共有と共有物分割
遺産分割後の不動産の共有と共有物分割 私の父は、昨年、死亡しました。私の父の法定相続人は、兄と妹である私です。 私の父の遺言は、ありません。 私の父の遺産は、ほとんどが自宅の土地、建物でした。 私は、兄と遺産分割の協議をしましたが、まとまらず、家庭裁判所に遺産分割の調停の申し立てをしました。 遺産分割の調停が成立し、私... 続きはこちら≫
相続人の一部の相続放棄と債務の額
ご質問 私の父は、先月、死亡しました。 私の母は、既に死亡しており、私の父の法定相続人は、私、私の弟、私の妹の3人です。 私の父には、100万円ほどの預金と自動車がありますが、約300万円ほどの債務もあります。 私の父の相続に関し、私の弟、妹は、相続放棄する意向です。 私の弟、妹が相続放棄をした場合、私が相続する債務も... 続きはこちら≫
【Q&A】遺産相続により相続人の共有となった不動産と共有物分割請求の訴え
ご質問 私の父は、昨年死亡しました。 私の父の法定相続人は、私と私の弟です。私の父の遺言は、ありません。 私の父の遺産は、私の父が住んでいた土地、建物と預金です。 預金は、わずかな金額であり、遺産の大半は、土地、建物です。 私は、弟と遺産分割の協議をしましたが、まとまりませんでした。 私は、共有物分割の訴えという制度が... 続きはこちら≫
【コラム】終末期に望む治療の書面化
終末期に望む治療の書面化 最近、病院などで、希望する方が、リヴィングウウィルを作成する場合があるようです。 回復の見込みのない病気になり、死期が迫っている場合に、どのような治療を望むのか、ご本人が、意思を書面にする場合があります。 私は、現在の意思としては、回復の見込みがなく、死期が迫っているときには、苦... 続きはこちら≫
【コラム】相続税の節税目的の養子縁組みの効力
相続税の節税目的の養子縁組みの効力 相続税の節税を動機とする養子縁組は、効力を生じるのでしょうか。 民法802条1号は、養子縁組の無効原因の一つとして「人違いその他の事由によって当事者間に縁組をする意思がないとき」を規定しており、相続税の節税を動機とする養子縁組は、当事者間に縁組をする意思がないときに該当するのでしょう... 続きはこちら≫