相続Q&A
公正証書遺言の作成について、弁護士を依頼するメリットは何ですか?
事務員:公正証書遺言について、弁護士に相談をするとどのようなメリットがあるのでしょうか? 弁護士:弁護士は、ご依頼者の方のご意向をうかがい、遺言の文言の案を一緒に考えます。 遺言ですので、ご本人のご意向が最も大切になります。 事務員:なるほど。 遺言の内容によっては、遺留分の... 続きはこちら≫
遠方の裁判所ですが、相続放棄の手続をお願いすることはできますか?
質問 私の父親は、先月、死亡しました。私の父親の子は、私一人であり、私の母親は、既に死亡しています。私の父親は、東京都に住んでおり、病気で死亡しました。 私の父親は、生前、借金をしており、私は、借金を相続したくないので、相続放棄をすることを決めています。 私の父親の最後の住所地からすると、管轄は、東京家庭裁判所になると... 続きはこちら≫
遺言執行と弁護士
事務員:弁護士を遺言執行者に指定する公正証書遺言を作成する場合があります。 遺言執行者は、どのようなことをするのですか? 弁護士:公正証書遺言を前提に以下説明します。 まず、法定相続人全員に遺言執行者に選任された旨及び遺言の内容を連絡します。遺言執行者の任務開始の通知に遺言書の写しを同封す... 続きはこちら≫
相続放棄の手続きには、どのような書類が必要ですか?
事務員:相続放棄の手続きをするためには、どのような書類が必要ですか? 弁護士:まず、事例を設定して考えましょう。 被相続人が死亡し、被相続人には、妻はおらず、子が一人いるとします。 その子が相続放棄をする場合を考えます。 事務員:まず、被相続人の死亡の記載のある除籍謄本(戸籍... 続きはこちら≫
遺留分権利者は、だれですか?
事務員:遺留分侵害額請求権について、遺留分権者は、誰ですか? 弁護士:遺留分を侵害された兄弟姉妹以外の相続人です。 事務員:相続欠格により、相続権を失った者は、どうなりますか? 弁護士:相続欠格により、相続権を失った者には、遺留分はありません。 もっとも、相続欠格の場合... 続きはこちら≫
相続債務がある場合に、遺留分は、どのように計算しますか?
事務員:遺留分侵害額を計算するにあたり、相続債務は、どのように影響しますか? 弁護士:相続人のうち、1人に対して財産全部を相続させる旨の遺言がある場合について、説明します。 弁護士:このようなケースについて、最高裁判所の裁判例があります。 事務員:はい。 弁護士:... 続きはこちら≫
遺留分侵害額とは、何ですか?
事務員:遺留分侵害額は、どのように計算するのですか? 弁護士:前回、遺留分額を説明しました。 事務員:そうですね。 弁護士:遺留分侵害額は、(遺留分額)―(遺留分権利者が受けた遺贈又は特別受益の価額)―(民法第900条から第902条まで、第903条及び第904条の規定により算定... 続きはこちら≫
遺留分額とは、何ですか?
事務員:遺留分侵害額請求権について、遺留分額は、どのように計算をするのですか? 弁護士:遺留分額は、 直系尊属のみが相続人である場合は、 (遺留分を算定するための財産の価額)÷3×(遺留分権利者の法定相続分) それ以外の場合 (遺留分を算定するための財産の価額)÷2×(遺留分権... 続きはこちら≫
遺留分侵害額請求権とは何ですか?
事務員:民法(相続法)改正前は、遺留分減殺請求権(いりゅうぶんげんさいせいきゅうけん)という権利でしたが、相続法の改正により、どのような権利になったのですか? 弁護士:遺留分侵害額請求権(いりゅうぶんしんがいがくせいきゅうけん)という名称になりました。 事務員:遺留分減殺請求権から、遺留分侵... 続きはこちら≫
特別寄与料は、どのような場合に認められるのですか?
事務員:相続法の改正で、特別寄与料という制度が認められるようになったと聞きましたが、どのような場合に認められるのですか? 弁護士:特別寄与料請求権は、 ①相続人以外の被相続人の親族 (ただし、相続放棄をした者、相続人の欠格事由に該当する者又は廃除によって相続権を失った者を除きます) ②無償で... 続きはこちら≫