新着情報

2019年11月08日

配偶者短期居住権とは何ですか?

事務員:民法改正により、配偶者短期居住権という権利が創設されることになったと聞きましたが、配偶者短期居住権とは、何ですか?   弁護士:まず、条文から確認してみましょう。     民法1037条1項は、「配偶者は、被相続人の財産に属した建物に相続開始の時に無償で居住していた場合には、次の各号に掲げる区分に応じ... 続きはこちら≫

2019年10月23日

配偶者居住権は、どのような場合に消滅するのですか?

事務員:配偶者居住権は、どのような場合に消滅するのですか。   弁護士:配偶者居住権は、原則として、終身、存続するのでしたね。   事務員:はい。   弁護士:そうすると、配偶者の死亡により、消滅します。   弁護士:次に、配偶者居住権は、存続期間を定めることもできましたね。  ... 続きはこちら≫

2019年10月10日

配偶者居住権によって、配偶者は、建物をいつまで利用できるのですか?

事務員:前回、配偶者居住権の成立要件について、説明をいただきましたが、配偶者居住権は、いつまで認められるのですか。   弁護士:原則として、配偶者の終身です。   事務員:存続期間を定めることはできますか。   弁護士:存続期間を定めることは可能です。   事務員:存続期間を定め... 続きはこちら≫

2019年09月12日

配偶者居住権は、どのように建物を利用できるのですか?

事務員:配偶者居住権では、配偶者は、どのように建物を利用できるのですか?   弁護士:配偶者は、配偶者居住権に基づき、無償で居住建物全部の使用及び収益をすることができます。   事務員:無償なのですね。     ところで、増改築は、できますか?   弁護士:配偶者は、居住建物の所有者の承諾... 続きはこちら≫

2019年08月28日

配偶者居住権とは、何ですか?

事務員:改正民法で、配偶者居住権という権利が創設されたと聞きましたが、配偶者居住権とは、何ですか。   弁護士:まず、条文を確認してみましょう。     民法1028条1項は、次のように規定しています。     被相続人の配偶者は、被相続人の財産に属した建物に相続開始の時に居住していた場合において、次の各号の... 続きはこちら≫

2019年07月05日

【Q&A】被相続人死亡後の預金の払い戻しは、どのように扱われますか?

【Q&A】被相続人死亡後の預金の払い戻しは、どのように扱われますか? 事務員:被相続人が死亡した後、相続人の一人が、被相続人名義の預金を払い戻すということがありますが、この場合、どのように扱われるのですか?   弁護士:まず、当該相続人が、自らが払い戻したこと、払い戻した預金を自己の取得分とすることを認めれば... 続きはこちら≫

2019年02月27日

【Q&A】内縁の妻に財産を相続させるには、どうしたらよいですか?

内縁の妻に財産を相続させるには、どうしたらよいですか? 質問 私は、過去に結婚をしていたことがありますが、既に離婚をしました。 私には、当時の妻との間に、長男、二男の二人の子がいます。 私は、会社員として働いていましたが、定年退職し、現在は、仕事をしていません。私は、現在、3年ほど前に知り合った女性と親しくなり、その女... 続きはこちら≫

2019年01月28日

【コラム】相続手続きについて

相続手続きについて 1,相続手続 相続が開始すると、様々な手続が必要になります。 ここでは、主に亡くなった方の有していた財産を相続人の方が遺産分割により取得するという手続について、説明をします。   2,遺産分割の手続と弁護士 相続手続について、相続人間で、具体的な紛争になっていない場合でも、当事務所では、ご... 続きはこちら≫

2018年11月15日

【Q&A】遺留分を請求されたら、これに応じなければならないでしょうか。

遺留分を請求されたら、これに応じなければならないでしょうか。 質問 私の父は、昨年、死亡しました。 私は、父親と一緒に生活をしてきました。 私の母は、5年前に死亡しており、私が妻の協力を得ながら、父親の病院の送り迎え、食事の支度、身の回りの世話などをしてきました。 私の父には、私と弟の2人の子がいます。  ... 続きはこちら≫

2018年03月15日

【コラム】寄与分

  事務員:遺産分割の事件について、寄与分(きよぶん)という言葉を聞くことがあります。   例えば、父親が死亡したときに、長男と二男が法定相続人である場合、 長男が父親と同居して、身の回りの世話をしていた場合でも、長男と二男は、 平等に遺産を分けなければならないのでしょうか。   一緒に生... 続きはこちら≫